正直

 
朝ごはんを食べたあと、よく、新聞を読むんですが
今日の新聞を　読んでいたら
殺伐とした記事の間をぬって
こころが　あったまるような　小さい記事があって
ナミダが出てしまいました。

小学生のとき、神社のおさいせんを一万円盗んだひとが、
大人になって、働くようになったら、稼ぐことの重さ、お金の大切さを
思い知って、それと共に、子供の頃に盗んだ一万円が心に重くのしかかって
気がとがめて仕方が無くなって
理由を書いた手紙と共に　三万円の　お賽銭を
賽銭箱にそっと入れて行き
そして、「おそらく、神社のある地域の子供が、まっすぐに育ってくれたこと」に
感じ入った神社関係者が　そのお金を福祉に寄付したというハナシの記事

最近、どこを見ても、殺伐としていて、
うるおいの話ばかりで
どこか、つかれすぎているような気がしてたんですが

「すてたものではない」　そういう話をきくと
少し　元気が　出てくる　のですね。